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教育機関向け

HSPの子と不登校

HSPの中でも、特に洞察性が深く働く気質のこどもたちが不登校になるケースは多く見られます。
勉強についていけないわけではない、健康上の理由があるわけでもない、でもどうしても学校に行けない
無理をすると体調を壊すこともある、というケースが見られます。
洞察系の子どもたちは、よく人を観察しています。一見、おとなしそうに見えても、よく周囲を見て様々なことを考えています。

また、中には共感性が強く、他の子が叱られているにも関わらず、自分が傷ついたりつらく感じてしまうというケースも。いずれの場合も、外部にその実態が伝わることがあまりないため、見えないまま素通りされがちになってしまうというのが課題です。

いずれの場合も、保護者や学校の理解およびサポートが大事になってきます。
登校の工夫や、学級内における少しの配慮によって、子どもが安心できる場所づくりが可能となると考えます。

現代において、少子化にも関わらず子どもの自死率は下がることがありません。
繊細な気質ゆえ、真面目に自分を追い詰めてしまうことは、大きな要因といえるでしょう。
学校で居場所を確保できることや気質を理解された体験は、その子が学校を卒業した後にも、人生の考え方や心の在り方そのものに大きく影響を与えることでしょう。



 

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